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認知症予防研究所

認知症初期のケア・介護の方法

認知症初期の段階では本人も戸惑う
認知症初期の頃は正常な状態のときと、物忘れが激しくなったり約束を忘れたりしてしまう症状の間を行ったり来たりしている状態です。初期段階でしたらパソコンや電子機器を扱う複雑な操作もできたりします。ですので、パソコンの操作は出来るのにどうして財布の場所は忘れてしまうんだろう、と本人もとても戸惑っている状態です。その認知症初期の頃に接し方を間違えると、認知症の進行を進めてしまうことがあるようです。認知症予防と合わせて接し方についても知っておきましょう。
家族としては、本人も戸惑い、困っているという気持ちをよくわかってあげたうえで接するといいでしょう。
接する家族としても、症状が進むより、正常と症状の間を行ったり来たりしている状態で最後までいってくれるのが一番です。その方が本人も家族も負担が減ります。
接し方に気をつければ、悪化を止めたり遅らせるたり、場合によっては今より改善する可能性もあります。

認知症の家族には怒ったりせず優しく見守る
認知症になって一番不安なのは本人です。そんなとき家族に優しい言葉をかけてもらえたら、それは普段の何倍も嬉しい言葉として印象に残ります。ですので認知症初期のケアとして一番やってはいけないことは「怒ったり、不安にさせてしまうこと」です。逆に一番有効なケア方法は「本人の不安を緩和して、導いてあげる」ことです。

初期症状のケア・介護の方法
・同調してあげる
認知症初期の人は、同じ話しを何度も話したり、認識が狭くなって急に怒り出したりすることがあります。何度も同じ話しを聞かされたら、見守る家族としてはうんざりしてしまいがちですが、否定したりせず「同調」してあげることが大切です。
なんで○○がないんだ!と急に怒られたりすることもありますが、これも同様に「じゃあ一緒に探しましょうね」と話しを合わせてあげましょう。話しを合わせておけば、実際に探す前に、怒ったのを忘れてしまうこともありますからね。

・以前と急に環境を変えない
認知症になった本人は過保護にされることで孤独感が増してしまうことがあります。家族としては心配になり、息子家族の元に呼んだり、介護施設への入所を検討したりするかもしれません。ただ、初期の段階では本人が必要ないと思っているのに急に大きな事件のようにしてしまうと、精神的に大きな負担になってしまいます。まずは少しずつ介護をしていくというのが進行を遅らせるコツにも繋がります。環境を変化させないというのは認知症予防にも効果的とされているので、できる限り本人が過ごしやすい環境を作っていきましょう。

認知症初期のケアで気をつけること
・本人の意志を尊重し、介護する側もがんばりすぎない
・本人の話しをよく聞いてあげる
・精神的な安心感を与えられるように、無理に本人のペースを乱さない
・その人のできること、やりたいことを少しずつ増やしてあげる
などがあげられます。介護の知識がないまま家族が急に認知症になってしまったら、本人よりも家族が動揺しがちです。しかし、認知症初期のケアとして大切なことは、精神的なケアなので、家族が不安になりすぎないことが重要です。
大変だけどまあ仕方ないなあ、くらいの余裕を持てるようにしましょう。

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