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認知症予防研究所

若年性認知症とは?

若年性認知症は、65歳未満で発症する認知症のことを指し、日本全国で約3万5千人以上が罹患しているといわれています。年齢としては44歳から64歳までに多くなっていて、若年性といっても20代などの若者がかかる確率は低く、老齢(65歳以上)よりも若年で発症するということです。

とはいえ、44歳~64歳という年齢層は会社や組織において重要な役職を占めることが多く、経済活動において重要な地位をしめる年代です。家庭の視点では一家の大黒柱として、子供が義務教育を終了する頃ということもあり、社会的な面でも家庭的な面でも大きな影響を受ける可能性が非常に高いのが大きな問題だといえるでしょう。

若年性認知症の原因は?

若年性認知症の原因として最も多いのは、血管性認知症であり、その割合は約40%。次にアルツハイマー型認知症が約25%となっており、老齢でかかる認知症とはその割合が逆転しています。男女の比率では男性がかかる可能性が高いです。

若年性認知症におけるアルツハイマー型においては、遺伝による可能性が指摘されています。このため、親類にアルツハイマー病もしくはアルツハイマー型認知症の患者がおられる環境では、そのリスクがあることを前提に予防措置を講じることも重要。

また、若年性認知症の最大の原因である血管性認知症は、直接の原因は脳梗塞、クモ膜下出血、脳出血ですが、その大元にある動脈硬化や成人病の存在を無視することはできません。
ですので、普段からの生活習慣を良好に保つことで若年性痴呆症の発症率を下げることが可能なのです。

若年性認知症の症状とは

若年性認知症の症状は、記憶障害、認知障害、まだら型症状や視空間失認が見られます。

・記憶障害
若年性認知症の記憶障害は特に短期記憶で症例が顕著に見られます。仕事上のスケジュールなどで予定を完全に忘れてしまい、仕事に支障をきたすことがあります。

・認知障害
認知障害とは、自分がおかれている状況を正しく認識できなくなります。このため、今自分がどこにいるのか、何をすべきなのかということが分からなくなり、普段良く出入りしている部署が分からなくなるなど、他者から見ると理解できないような状況に陥ることがあります。

・まだら型症状
血管性の若年性認知症では、その症状がまだら的になりやすいです。これは脳梗塞などの血管障害が起こった部位による影響で、普段は正常なのに一部の言動や感情に不安定な面がみられるようになります。

・視空間失認
アルツハイマー型の若年性認知症では、視空間失認という症状があらわれる場合があります。それは、部屋の出口はみえているはずなのに、部屋の出口を認識できずに部屋の中で困っているといった状態を引き起こします。

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