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認知症予防研究所

認知症と間違いやすい病気とは?

認知症と間違いやすい病気とは?

認知症は非常に怖い病気ではありますが、あまり神経質になりすぎると本当は認知症ではないのに認知症と間違えてしまう場合もあります。
認知症と間違いやすい病気を見分けるためにも、認知症と誤解されやすい病気にはどのようなものがあるのかを把握しておきましょう。

うつ病
うつ病は周囲に関心がなくなったり、無気力になったりしてしまう病気です。症状が重いと悲観的になるあまり自殺したいという願望を持つようになってしまいます。うつ病と認知症が似ているのは、脳の状態が悪化することにより、無気力になる部分。

それまでは明るく活発的だったのに急に無気力無感動になってしまい部屋に籠もりきりになるなどがうつ病の症状ですが、これは認知症の症状のひとつでもあります。

うつ病の場合は認知症よりは対応が比較的容易ではあります。(徘徊などは起こりにくい)ですので、恒例の場合は素人診断で安易にうつ病だと結論を出すのは危険かもしれません。

物忘れが少しずつ酷くなっていく段階でうつ病的な症状もあらわしたら、認知症とうつ病の療法の可能性を疑いつつ、病院等にいき専門家の診断を受けることが望ましいでしょう。

せん妄
せん妄とは、人間の意識がしっかりしない状態を指す医学用語であり、認知症と間違えられやすい症状でもあります。

せん妄状態とは記憶障害や気分の不安定感、錯覚や幻覚をともなう場合が多く、認知症の症状と重なる部分が多くあります。

認知症とせん妄を判別することは難しいですが、短時間、例えば一度の会話をしている際に急に記憶があやふやになったり意味が通らないことなどを言ったりするのはせん妄の症状です。変化の度合いと時間の推移が急激な場合はせん妄の可能性が高いです。

せん妄の原因としては栄養障害や脱水症状、頭部疾患、感染などによって引き起こされますが認知症よりも症状の改善には期待がもてます。

幻覚・妄想
幻覚とは存在しない物を認識することで、5感全てに症状が出る可能性があります。見えない物が見える、他人には聞こえないことが聞こえている、おかしな匂いがあると主張するが他の複数の人は何も匂わない、触られていないが触られていると訴える、このような場合には幻覚の可能性があります。

妄想とは、事実とは異なる認識を前提に、根拠無くそれを信じ込み、他人に何を言われても間違いを認められない状態です。高齢者で良く指摘されるのが、「物を盗られた」と何度も主張する被害妄想。

これらは認知症でも良く見られる症状ですが、脳血管障害が原因の場合があります。いずれの場合もどちらが幻覚や妄想の原因なのかを判別することが重要です。早期に受診するようにしましょう。

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