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認知症予防研究所

認知症の患者数はどれくらいいるのでしょうか?

認知症の患者数は日本全国でどれくらいいるのでしょうか?厚生労働省は2015年1月に認知症患者数の推移予測の推計値を発表しました。
そこで公表された数値は驚くべきもので、2015年の時点で302万人であり、その20年後には445万人に増加するというものです。

認知症患者数の推移予測とは(推計値)

厚生労働省が推計した患者数は次の通りです。
2015年時点で302万人
2020年時点で348万人
2025年時点で386万人
2030年時点で420万人
2035年時点で445万人

なお、2015年の日本の人口は2708万人で、2035年の推計値は1億909万人に減少する見通しです。
人口自体は20年で800万人(大阪府や愛知県の人口規模)が減少するにもかかわらず、認知症の患者数は140万人以上増加します。

2015年の時点で300万人の認知症及び400万人の軽度認知障害(MCI)患者の合計した人数は700万人となり、これは65歳人口の25%となります。つまり、すでに65歳以上の4人に1人は認知症か、もしくはその前段階になっているということ。

さらに、2025年には認知症患者が386万人となり、軽度認知障害を除いて65歳以上の5人に1人が認知症患者になるということを示しています。

認知症患者数が増加するということはどういうことなのか

認知症の患者数が増加していくと、それにつれて介護の負担が増えていくことになります。いまから10年以内に65歳以上の20%が認知症になるということは、すでに他人事では済まなくなってしまいます。

仮に自宅と両隣、3件の家があったとして、そこに65歳の両親を含む家族が居住していると、そのうちの1人は認知症にかかっているという割合。

認知症はそれほど身近な存在になりつつあります。
また、親族が多い人ならその分親類が認知症にかかる可能性は当然高まり、それが言葉は悪いかもしれませんが負担となってのしかかります。

65歳以上の老齢夫婦の子の世代は40代であり、社会では会社等で重要な役割を果たし、家庭では経済面を支えています。仮に息子夫婦で認知症の親を介護した場合、少なからぬ負担が生じます。

現在でさえ、認知症の介護による介護疲れが引き起こす悲しい事件が後を絶ちません。認知症の患者数の増加傾向をみると、もはや他人事ではすまされない状況にあります。自分そしてご家族を守るためにも、普段から認知症の予防策を講じ、さらに早期発見・早期治療ができるように普段からの心構えが必要となるでしょう。

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