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認知症予防研究所

軽度認知症とは?

軽度認知症とは、認知症の中でもその過半を占めるアルツハイマー型認知症の早期段階における症状を指す医療用語です。
認知症にはアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症など複数の原因によるタイプが存在します。
このうち、アルツハイマー型認知症が全体の50%、レビー小体型認知症と脳血管性認知症がそれぞれ20%、その他の型の認知症が残りの10%を占めます。
つまり、認知障害においてアルツハイマー型認知症は重要視されるべき症例であり、そのアルツハイマー型認知症の早期段階を示す軽度認知症とは、認知症予防の観点からも非常に重要な段階であるといえるでしょう。

軽度認知症の症状にはどのようなものがある?

認知症予防を的確に行うためにも、軽度認知症の症状を知っておくことは非常に大切です。初期のアルツハイマー型認知症である軽度認知症においては、次のような症状を示すとされています。

①物の置き忘れやしまい忘れが目立つようになる。(単純な年齢によるものだとは思えない程度)
②性格が変わったり、感情の振幅が激しくなる、意欲が低下するなどの精神面での変化が起こる。
③上記の症状を呈しながらも日常生活では大きな支障を感じることはなく、会話なども普通にこなすことができる。

以上が軽度認知症の症状となっていますが、実際にアルツハイマー型認知症の初期段階にあるにもかかわらず日常生活はこれまでと同じように送ることができるため、発見することがとても難しいといわれています。

軽度認知症の段階で対処するためには?

軽度認知症の段階で症状に気づくことは、認知症予防のためにとても重要です。ですが、先ほどご紹介したように軽度認知症は気づくことが非常に難しいです。では、どうすれば良いでしょうか?

それは、もし少しでも軽度認知症の可能性があると感じたなら物忘れ外来やかかりつけ医の診察を受けることです。この時、本人が自発的に行く場合を除けば、なかなか自尊心などもあってスムーズに通院というわけにはいかないかも知れません。

ですが、軽度認知症の段階を通り越してしまえば、加速度的に症状が悪化する可能性が大きいのです。ですので、なるべく早い段階から軽度認知症の危険性を本人と家族で認識しておき、気になったら可能な限り速やかに受診することを心がけることが求められるでしょう。

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