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認知症予防研究所

レビー小体型認知症とは?

レビー小体型認知症とは?

レビー小体型認知症とは、認知症のなかではアルツハイマー型認知症についで多い認知症の型といわれており、全体の約2割を占めることから近年注目されています。アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症とともに3大認知症と呼ばれることもあります。これら3つの認知症で全体の70%以上を占めるといわれています。レビー小体型認知症は男性が比較的多く罹患する場合が多く、女性の疾患の割合が多いアルツハイマー型認知症とは対照的となっています。

レビー小体型認知症の原因

レビー小体型認知症の原因は、脳内にレビー小体と呼ばれる特殊なタンパク質が神経細胞に多く蓄積することによるものだとされています。脳に円形のレビー小体が確認されることで判別することができます。

レビー小体型認知症の症状

レビー小体型認知症の症状の主なものとしては、認知機能障害、記憶障害、幻視、動作障害などがあります。

・認知機能障害
認知機能障害とは、日常生活における正しい状況の認知ができなくなること。具体的には、現在がいつなのか、自分が今どこにいるのか、今対面しているのが誰なのかといった認識に問題がみられるようになります。また、今し方食べた食事のことも忘れてしまうなど、記憶障害の範疇を超えた現状認識の齟齬が多発します。

・記憶障害
レビー小体型認知症にも記憶障害が起こりますが、一般的にアルツハイマー型認知症ほど著しい変化は見られません。このため、認知機能に支障があるが記憶がはっきりしているなど、単純な「物忘れ」とは違うということが周囲からも分かりやすいともいえます。

・幻視
レビー小体型認知症の特徴的な症状のひとつです。幻覚はアルツハイマー型認知症にもありますが、レビー小体型認知症では特に視覚における幻覚症状が顕著になります。レビー小体型認知症の幻視は極めて具体的な場合が多く、話を聞いてみても非常に具体的に「今見ていたもの」を説明することができるため、非常にリアリティがあり、特に人物に関する幻視が多いといわれています。

・動作障害
レビー小体型認知症の動作障害はパーキンソン症状とも呼ばれます。主な症状としては、歩きにくい、今までできていた手作業ができなくなる、動作が緩慢になるなどが容易に確認できるようになります。

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