30Jan
認知症予防に大きな効果があるとされ、現在大きな期待が寄せられているのがプラズマローゲン。ただ、まだ新しく取り上げられた成分ということもあり、知らない方も大勢いると思います。今回は認知症予防に期待できるプラズマローゲンについて、その効果がどのようなものか、そして認知症予防の関係性や摂取方法などについてご紹介していきます。
プラズマローゲンとはどのような成分?
プラズマローゲンは人体内に存在するリン脂質の一種であり、そのリン脂質の約20%ほどを占めているのがプラズマローゲンです。
近年、高齢化が世界中で問題になるようになってから、プラズマローゲンが認知症に関連するということが徐々に解明されてきました。プラズマローゲンには脳機能の低下をもたらすアミロイドβと呼ばれるタンパク質を抑えるはたらきや、細胞の劣化を守ることができるということが研究の結果わかったきたのです。
その後、研究が進められた結果実際に臨床実験も行われ、その結果では半年ほどプラズマローゲンの摂取を続けた場合、摂取しなかったグループと比べて認知機能の向上が確認されました。
このプラズマローゲンは人体内にある物質で、他の動物の体内にも存在するのですが、現在最も使われているのはホタテ貝由来のプラズマローゲンです。ホタテ貝を食べることによりEPAやDHAといった健康成分とともにプラズマローゲンも摂取することができます。
ただ、このプラズマローゲンはとても繊細な成分であり、調理をする過程で多くが失われてしまいます。このため、プラズマローゲンを最も良い状態で摂取するためにサプリメントが製品化されることになったのです。
高齢化が進む日本においてプラズマローゲンサプリメントが有用になる
今後ますます日本の高齢化が進んでいくことが社会問題になっています。健康なまま老いることができれば良いのですが、生活習慣病や認知症などにかかり、介護が必要な状態になってしまうのは本人はもちろんご家族の負担も大きくなってしまいます。
そういった危険性を少しでも下げるためには、できるだけ早期から認知症予防に取り組むことが重要。生活習慣の見直しなどもとても大切ですが、それらと並行したプラズマローゲンなど、認知機能の向上が確認されている有効成分をサプリメントで摂取することはとても効果的だといえるでしょう。
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