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認知症予防研究所

認知症による暴力・暴言

認知症による暴力・暴言について

認知症をご家族が発症した場合、認知症による暴力・暴言が症状としてでてしまった場合、最も辛い状況に陥るといっても過言ではないでしょう。
通常の認知症の介助だけでも大変なのに、誠心誠意尽くしているのに、暴力や暴言を浴びせられてしまう。
このような状況にあっては、介助するご家族が介護疲れによるうつ病などにかかってしまう場合もあり、近年では見過ごすことができない問題になりつつあります。

今回は認知症による暴力・暴言について確認していきます。

なぜ認知症による暴力・暴言が止められなくなるのか?

認知症による暴力や暴言はなぜ止められないのでしょうか?それは、「病気」のせいだからです。ですので症状として暴力や暴言がでてしまったら、根本からなくすためにはその病気を治さなければなりません。
ですが、認知症の治療法は確立されていないのです。

認知症が進むことによって、脳の機能が徐々に低下していきます。
正常な状態ですと自分の意に反する状況になっても理性で判断して怒りを静めることができますし、言って良い言葉と悪い言葉を判断することができます。

ですが、認知症によって脳の機能が低下してしまうことにより、理性で怒りを静めることができずに手がでるようになってしまったり、平気で暴言を放つようになってしまうのです。
これは認知症という病気による結果ですので、症状がでてしまった場合には対処療法的に後付で対応していくしかありません。

認知症による暴力・暴言にはどのように対応すべきか?

ご家族が認知症の症状により暴力・暴言を放つ様になってしまった場合、対応策は3つあります。
まず、何よりも先に主治医、かかりつけ医に相談します。どんなに事前に知識をつけていたとしても、実際にその場に遭遇すれば冷静ではいられません。まずは専門家に相談をすることが最も重要だということを思い出して下さい。

次に、距離をとることです。暴力・暴言の症状がでたら、物理的・精神的に距離をおくようにしましょう。その場を離れ、患者が落ち着くのを待ちます。認知症は脳の機能が失われる病気なので、近くにいて説得をしても、一時的に動作を押さえても効果はありません。ですので、可能な限り速やかに距離をおくようにしましょう。

最後に、「病気のせいだ」ということを強く意識することです。ご家族から暴言を受けることは耐え難い苦痛を感じると思います。ですがそれは本人が望んだことではなく、病気によるものだということを強く意識する必要があります。風邪をひくと体温が上がるように、認知症のせいで暴力・暴言をはなつようになってしまったのだと自分に言い聞かせて、あなた自身の心を守るようにして下さい。

認知症による暴力・暴言を予防するには?

認知症による暴力・暴言を予防するには、認知症予防をしっかりとやって、認知症自体にならないように気を付ける以外、現段階で有効な対処法はありません。
認知症による暴力・暴言という悲しく辛い状況に陥らないためにも、日頃から認知症予防に気を配ることがとても重要なのです。

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